女たち〈上・下〉 ・黒いユーモア選集〈1・2〉(河出文庫)(装丁)

女たち〈上・下〉 ・黒いユーモア選集〈1・2〉(河出文庫)(装丁)

装丁を担当しました。

女たち 上・下(河出文庫)

発表時、読書界に騒然たる物議をかもした前衛作家ソレルスによるベストセラー小説。女たちとのポルノグラフィックな関係を描き、フランスの知と政治の危機、思想家、文学者たちの断片的肖像を織り込みながら、比類なき豊饒とスピードにあふれた現代的ロマネスクを展開する20世紀文学の絶頂。

著者 フィリップ・ソレルス

1936年生まれ。作家、批評家。60年代から80年代にかけて前衛的雑誌『テル・ケル』を主宰

黒いユーモア選集1・2(河出文庫)

スウィフト、サド侯爵、ポー、ボードレール、キャロル、ロートレアモン…詩人アンドレ・ブルトンが選んだシュルレアリスムの先駆者たち。「他のすべての価値を制圧し、それらの多くについて、あまねく人々の評価を失わせてしまうことさえできる」(「避雷針」)言葉に満ち満ちた幻のアンソロジー。

著者 アンドレ・ブルトン

1896‐1966年。フランスの詩人・作家。20世紀最大の文学芸術運動であるシュルレアリスムの主導者。精神分析学を手がかりに、意識下に潜む言葉を詩的に昇華させた作品は、後世に多大な影響を与えた。