広島国際映画祭 in 京都

2016.10.9.

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ポジティブな力を持つ作品を、世界中から集めた映画祭として開催されている《広島国際映画祭》。今回、映画祭のために来日された3名のゲストを京都にもお招きし、特別作品の上映とトークを開催します。

またとないこの貴重な機会に、ぜひお越しください。

主催:ヴュッター公園
共催:広島国際映画祭、同志社大学今出川校地学生支援課、京都みなみ会館
協力:東京藝術大学大学院映像研究科、CAIMANS PRODUCTIONS、アテネ・フランセ文化センター、在日フランス大使館 /アンスティチュ・フランセ日本、コピアポア・フィルム、マーメイドフィルム

<スケジュール>

●ホセ=ルイス・ゲリン
◎11/15(火)同志社大学寒梅館クローバーホール
18:30 開場
19:00『サン=ルイ大聖堂の奴隷船サフィール号』
19:35
*上映終了後、トークあり
ゲスト:ゲリン監督、北小路隆志(映画批評)

料金:1000円均一
*同志社大学学生・教職員(同志社内諸学校含む)無料

●ポール・ヴェツキアリ
◎11/16(水)寒梅館ハーディーホール
17:30 開場
17:45 『劣等生』
*上映終了後、トークあり
ゲスト:ヴェッキアリ監督、マチュー・オルレアン(シネマテーク・フランセーズ)

料金:一般1300円、会員(Hardience、クラブ・フランス会員)・学生1000円
同志社大学学生・教職員 無料

●フランソワーズ・ルブラン
◎11/22(火)同志社大学寒梅館クローバーホール
18:30 開場
19:00 『クレイジー・キルト』
*上映終了後、ティーチインあり
ゲスト:フランソワーズ・ルブラン、司会・進行:田中誠一(シマフィルム)

料金:1000円均一
*同志社大学学生・教職員(同志社内諸学校含む) 無料

◎11/23(水・祝)京都みなみ会館
11:35 開場
11:45 『ママと娼婦』
*上映終了後、Q&Aあり
ゲスト:フランソワーズ・ルブラン

料金:2000円均一

<上映作品>

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『サン=ルイ大聖堂の奴隷船サフィール号』Le Saphir de Saint Louis

2015年/フランス・スペイン/35分
監督:ホセ=ルイス・ゲリン
フランス西部の港町で毎年開催されているラ・ロシェル映画祭の依頼により製作された、同地のサン=ルイ大聖堂をめぐるドキュメンタリー作品。ゲリンは、大聖堂のチャペルにある1枚の奉納画に注目。1741年に起こった奴隷船「サフィール号」の悲劇に隠された歴史物語をひもといていく。

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『劣等生』Le Cancre

2016年/フランス/110分
監督:ポール・ヴェッキアリ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、マチュー・アマルリック、ポール・ヴェツキアリ
幼少期そして青年時代を怠惰に過ごし、ロランは自分の人生の進路を考え始める。
ロランは、父のロドルフに愛憎相半ばする感情を抱いていた。二人はあまりにも感情的になりすぎるため、互いにその愛情を表現することができない。他にも近くに女性たちがいるにもかかわらず、ロドルフにはある一つの執着だけに捕らわれていた。それは初恋の女性マルグリットと再開することだった。

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『クレイジー・キルト』Crazy Quilt

2011年/フランス/59分
監督:フランソワーズ・ルブラン
撮影:ピエール・クルトン (イヴァン・シュレック、フランソワーズ・ルブラン)
編集:ピエール・クルトン フランソワーズ・ルブラン
フランソワーズ・ルブランは子供の頃からイギリスに魅了されており、50年来となる文通友達がイギリスにいる。60年代イギリスの刺激的なムーヴメント―マリー・クワント、ツィギー、ミニスカート、ビートルズ、ローリング・ストーンズ…―を愛しつつ、やがて彼女はヴァージニア・ウルフの虜となってゆく。そして年齢を重ねるうちに、今度はイギリスの庭園に興味を持ち…。こうして彼女とイギリスとの関係が明らかになると同時に、彼女自身の歴史そのものが、語られることとなる。

mama『ママと娼婦』La Maman et la Putain

1973年/フランス/220分
監督・脚本:ジャン・ユスターシュ
撮影:ピエール・ロム
出演:ジャン=ピエール・レオ、ベルナデット・ラフォン、フランソワーズ・ルブラン
五月革命の熱狂が過ぎ去った後の1970年代初めのパリ。年上の母性的な女(ママ)、誰とでも寝る若い看護婦(娼婦)、そして二人の間で揺れ動きながら無為の日々を送る青年。彼ら三人の奇妙な共同生活を描く。緻密に練られた台詞と微細な表情の変化を同時録音と長回しの固定ショットが繊細に捉える。

<プロフィール>

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ポール・ヴェッキアリPaul Vecchiali

映画監督、プロデューサー。1930年フランス生まれ。60年代初頭に処女長編”Le Petits Drames“(1961)と短編”Les Roses de la vie”(1962)を制作、フランソワ・トリュフォーに絶賛される。ヌーヴェルヴァーグのメンバーと親交が深く、「カイエ・デュ・シネマ」などの批評家としても活躍すると同時に、ジャン・ユスターシュの初期作品やシャンタル・アケルマンの作品をプロデュースする。『女たち、女たち』(1974)制作後、志を共にする監督たちや自身の作品を、より自由に製作するために映画製作プロダクション「ディアゴナル」を創設。ジャン=クロード・ビエット、ジャン=クロード・ギゲなどを世に送り出す。現在でもエネルギッシュに映画制作を続けており、最新作『劣等生』は本年度のカンヌ国際映画祭で公式招待されている。その他監督作として『薔薇のようなローザ』(1985)、『ワンス・モア』(1988)など。

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ホセ・ルイス・ゲリン Jose Luis Guerin

1960年スペイン生まれ。国際的な映画作家として活躍しながら、バルセロナにあるポンペウ・ファブラ大学(UPF)の教授もつとめている。1983年初の長編映画『ベルタのモチーフ』を監督。その後、ジョン・フォード監督の『静かなる男』のロケ地となった村を舞台にした異色の記録映画『イニスフリー』を発表し、国際的に注目を集める。その後も『影の列車』『工事中』といった劇映画や記録映画を制作。長編劇映画『シルビアのいる街で』は世界各国で話題を呼び、2008年の東京映画祭の上映時に初来日した。また、バルセロナ現代文化センターの展示用に制作した『メカス×ゲリン 往復書簡』など、ヴィデオ作品やインスタレーション作品も多数手がけている。最新作『ミューズ・アカデミー』は2015年ロカルノ国際映画祭でワールドプレミア上映され、セビリア・ヨーロッパ映画祭で金ヒラルディージョ賞を受賞。常に劇映画(フィクション)と記録映画(ドキュメンタリー)を行き来するような実験的な作風で創作活動を続ける、現代映画を代表する作家である。

フランソワーズ・ルブラン Francoise Lebrun

女優。パリ政治学院の学生時代、ジャン・ユスターシュと出会い、映画の道へ。当初は女優志望ではなく、むしろ制作を志していたという。だが同監督の『ママと娼婦』(73)に出演したことがきっかけで、その後は女優の道へ。その後はマルグリット・デュラス『インディア・ソング』(74)、アンドレ・テシネ『フランスでの思い出』(75)、リュカ・ベルヴォー『男と女と男』(96)、アルノー・デプレシャン『あの頃エッフェル塔の下で』(15)、ウニー・ルコント『めぐりあう日』(15)などに出演。またポール・ヴェキアリ作品に数多く出演しており、彼の最新作『劣等生(Le Cancre)』(15)でもその姿を見ることができる。

<会場・アクセス>

同志社大学寒梅館ハーディーホール・クローバーホール
tel 075-251-3270(同志社大学今出川校地学生支援課)
京都市上京区御所八幡町103 同志社大学寒梅館
ji-gakse@mail.doshisha.ac.jp
http://d-live.info/
○地下鉄今出川駅下車 2 番出口より北へ60m 程
○駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関をご利用ください

京都みなみ会館
tel 075-661-3993
京都市南区西九条東比永城町78
http://kyoto-minamikaikan.jp/
○九条大宮/近鉄東寺駅(JR京都駅よりひと駅)西へ150m
○無料駐車場あり